チョコレートは太るの？上手な食べ方をご紹介
チョコレートを食べようと思うと気になるのがカロリーです。チョコレートはハイカロリーなイメージがあることから「食べたら太ってしまうのでは」と不安になる方もいるでしょう。特に、ダイエット中で食事制限をしている場合はなおさらです。
しかし、結論としてチョコレートは食べ方や食べるチョコレートによって太るかどうかが異なります。今回はチョコレートを食べて太る原因や、太りにくい食べ方を紹介します。チョコレートを上手に取り入れて楽しい食生活を目指しましょう。
「チョコレートで太る」は食べ方が原因
結論として、チョコレートで太るというのは食べ方に原因があります。ここでは「チョコレートで太る」と言われる原因を3つ紹介します。
太りやすいチョコレートを好んで食べている
チョコレートを食べて太る要因として「太りやすい種類のチョコレートを好んで食べている」点が挙げられます。
たとえば、ホワイトチョコレートやミルクチョコレートなど脂質が多いものを好んで食べると、体重増加につながります。これらのチョコレートに含まれる脂質は1gあたり9kcalと、栄養素の中ではもっともカロリーを摂取しやすい特徴があります。
参考までに、炭水化物は4kcal、タンパク質も4kcalです。効率的にエネルギー摂取を行いたい場合には適しているものの、ダイエット中は必要以上に取りすぎると体重が落ちなかったりかえって太ってしまう原因になるでしょう。
なお、脂質は制限しすぎるとエネルギー摂取量が低く、かえって食べたものを溜め込みやすく太る原因にもなりかねません。そのため摂取量のコントロールは注意しましょう。
食べる時間が原因に
チョコレートを食べる時間にも注意が必要です。たとえば、寝る前にチョコレートを食べるとカロリーを消費しきれず体を休ませることになります。また、寝る前に食事をすると消化活動によって良質な睡眠を妨げるという懸念点もあります。
睡眠が十分に取れないと翌朝、朝食を十分に取れず生活リズムが崩れていく可能性も懸念されます。一般的にチョコレートを含むさまざまな食事は「寝る3時間前程度」までに済ませておくのがおすすめです。
食べすぎている
チョコレートだけでなくさまざまな食材を食べすぎると太る原因になります。消費するカロリーよりも摂取するカロリーが多ければ、当然太ってしまいます。その中でも太りやすい種類のチョコレートを好んで食べていると、どうしても体重増加につながってしまうでしょう。
チョコレートはカカオがポイント！
チョコレートは商品や食べる時間帯によって太る可能性があると分かりました。しかしチョコレートに含まれるカカオは、健康に良いメリットを含んでいます。ここではチョコレートに含まれるカカオについてその効能やメリットを紹介します。
カカオに含まれる脂質は太りにくい
カカオに含まれる脂質は他の食材のものよりも良質で太りにくいと言われています。カカオに含まれる脂質としてはステアリン酸オレイン酸パルミチン酸リノール酸などが挙げられます。この中でもステアリン酸は体内に吸収されにくく体脂肪として蓄積されにくい特徴を持っています。
カカオに含まれるポリフェノールは美容や健康の味方
カカオに含まれるポリフェノールという成分は、生活習慣病の予防や動脈硬化高血圧などの改善に効果があると言われています。ポリフェノールはさまざまな種類がありますが、チョコレートに含まれるものはカカオポリフェノールです。カカオポリフェノールは下記の美容や健康の効果が期待されます。
・悪玉コレステロールの酸化を抑制し血液をサラサラにする
・血管の炎症を抑え血流が良くなる
・血糖値を下げるインスリンの働きを改善する
・抗酸化作用によりアンチエイジングに効果が期待できる
このようにチョコレートに含まれるカカオポリフェノールには美容や健康に役立つ効果が含まれています。
チョコレートなら「カカオ70％以上」がすすめ
チョコレートで太るという原因に「選ぶ商品が太りやすいもの」ということが挙げられます。チョコレートを太らないように摂取したいのであれば、カカオ70%以上の商品がおすすめです。70%であれば苦味と甘味のバランスがちょうどよく、カカオポリフェノールがふんだんに含まれています。
カカオ70％でおすすめ！タブレットショコラ エクアドル70 詳しくはこちら▶︎
VANILLABEANSでは、カカオ豆の焙煎から仕立てた板チョコレート「タブレットショコラ」を25種類以上取り揃えています。
チョコレートの上手な摂取方法
ここからはチョコレートの上手な摂取方法を紹介します。チョコレートを食べる際は摂取カロリーやタイミングに注意しながら取り入れましょう。
食べる量は200kcalが目安
チョコレートを食べる量は間食の200kcalを目安に決定しましょう。厚生労働省の資料によると1日に200kcal程度の間食が適量と言われています。そのため、チョコレートは200kcal以内で抑えて摂取しましょう。
しかし、この200kcalは間食全体の目安であることから、チョコレート以外に間食をする場合は合計で200kcal以内に収める必要があります。なお、チョコレートが食べたいからと言ってまとめて食べるのではなく、1日の中で何回かに分けて摂取するのがおすすめです。
しかし、この200kcalは間食全体の目安であることから、チョコレート以外に間食をする場合は合計で200kcal以内に収める必要があります。なお、チョコレートが食べたいからと言ってまとめて食べるのではなく、1日の中で何回かに分けて摂取するのがおすすめです。
時間はおやつのタイミングで
チョコレートを食べるタイミングは就寝前を避けて、おやつのタイミングがおすすめです。一般的におやつの時間と言われる頃合いは脂肪を溜め込む性質を持っているタンパク質「BMAL1（ビーマルワン）」が少なくなる傾向にあります。そのため、この時間帯にチョコレートを摂取すると太る心配をせずに味わえるでしょう。
他のお菓子は食べない
チョコレートを食べる際はついつい他のおやつと合わせて摂取したくなります。特に、チョコレートは甘いため、せんべいやナッツなど塩味のあるものと合わせて食べたくなるでしょう。しかし、他のお菓子と一緒に食べるとカロリーオーバーしてしまったり、ついつい食べすぎてしまったりする可能性があります。間食はチョコレートと他のおやつで合計1日200kcalを意識しましょう。
合わせて知りたい！太りにくい生活のポイント
ここからはチョコレートの摂取量と合わせて知りたい太りにくい生活のポイントを3つ紹介します。太りにくい体を目指すには、チョコレートの摂取タイミングや量だけでなく日常生活での意識も動かせません。
腹八分目を意識する
まずは食事において腹八分目を意識しましょう。お腹いっぱいまで食べると体が食事をうまく吸収しきれなくなったり、カロリーオーバーで太る原因となったりします。食事をする時は「少し物足りないかな」と思う程度で止めておきましょう。
もしも食事後に小腹が空いた場合は、コーヒーと一緒にチョコレートをひとかけつまむのも良いでしょう。
十分な睡眠を取る
十分な睡眠も太りにくい生活には欠かせません。一般的に、睡眠不足が続くと食欲抑制のホルモンが減少し、反対に食欲が増進するホルモンが増加すると言われています。そのため、食べすぎる可能性があり、やがて肥満につながります。
実際に、平均の睡眠時間が7時間から9時間の人と比べ6時間の人は23%、5時間の人は50%肥満傾向が見られるというデータもあります。寝る前のスマートフォンを避け、ゆっくり入力をして、質の良い睡眠を確保しましょう。
軽い運動を行う
適度な運動も健康維持や肥満防止に必要です。普段、デスクワークの方は休日に意識的に運動を行いましょう。また、適度な運動はストレス解消にも効果が期待できます。散歩やジョギング、スポーツジムでの運動など無理なく日常生活に運動習慣を取り入れてみましょう。
散歩やジョギングから帰ってきてリラックスタイムに美味しいチョコレートをご褒美として食べるのも良いですね。
健康な生活とチョコレートで毎日をすごそう
チョコレートを食べると太ると言われるのは、選ぶ種類や食べるタイミングが適していないためです。カカオ70%以上の商品を選択したり摂取カロリーに気をつけながらチョコレートを取り入れると、美容や健康効果も期待できます。
仕事の休憩時間にチョコレートを同僚と一緒に食べたり、休日のリラックスタイムにコーヒーと共にチョコレートを楽しんだりと、日常にチョコレートを上手に取り入れたいですね。