
2025年11月5日(水)、都内でVANILLABEANS主催の「エシカル消費とフェアトレード」に関する調査の発表および『あなたの一歩が未来を変える。フェアトレードアクションで広がるチョコレートの世界』と題したトークイベントを開催しました!
イベントは、フェアトレードの啓蒙と消費者のエシカル消費への参加促進を目的として企画したものです。
当日は、チョコレート好きで知られるフリーアナウンサー・俳優の宇垣美里さんをスペシャルゲストにお迎えしました!
そして、特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパンの事業開発担当・真崎様にもご登壇いただき、フェアトレードの現状や、カカオを守るために行っている当社の取り組みについてお話ししました。
今回のカカオノートでは、イベント当日の様子をお伝えいたします!
フェアトレードとは?日本ではまだ浸透していない現実

イベントの最初は、フェアトレード・ラベル・ジャパンの事業開発担当・真崎様から、「フェアトレードの現状と今後必要とされる意識改革」についてお話しいただきました。
世界では、「児童労働」「貧困」「気候変動」「低賃金労働」など様々な社会問題に直面しています。
私たちの生活にも深くかかわる問題で、関係のない話ではありません。

真崎様からの説明で特に印象的だったのは、“気候変動の影響で、2025年に食べられなくなるかもしれない食べもの”の話。
紹介されたのは、カカオ、コーヒー、バナナです。
どれも私たちにとって身近な食べ物ですよね。
2050年なんてまだ先の話…。チョコレートがなくなるなんてまさか…。
そんな悠長なことは言ってられないと危機感を覚えた瞬間でした。

「フェアトレード」は、公正・適正な価格で取引することです。
カカオもコーヒーもバナナも、原産国の農家さんたちが毎日労働をして丁寧に育ててくれた作物。
ですが、貿易の中では、現地の生産者は安く買いたたかれてしまうのが現状も多いそう。
そのような不当な取引をなくすためにも、適正な価格で取引し、持続可能な生産と生活向上を守る「フェアトレード」はとても重要なのです。
そして、真崎様のお話の中では、もう一つ衝撃的な事実が。
日本のフェアトレード市場は2020年以降、急激に拡大してきました。
しかし、その市場規模はドイツの18分の1、スイスと比較するとわずか96分の1にとどまっているそうです。
日本では環境問題や社会課題に対しての意識がまだ低く、海外に比べて遅れている現状が浮き彫りになりました。
チョコレートを販売している企業として、フェアトレードの現実や大切さをしっかりと伝えていく使命があると感じています。
宇垣美里さんがフェアトレードクイズに挑戦!

フェアトレードについてお話が終わったあとは、フェアトレードの理解をより深めるためのクイズを出題しました!
ここでいよいよ宇垣美里さんご登場です。
宇垣さんは、フォトエッセイ『愛しのショコラ』を出版するほどのチョコレート愛好家として知られています。
今回のイベントでは、 “チョコ好きな消費者代表”として、宇垣さんにスペシャルゲストとして来ていただきました。
クイズは全部で3問出題。
Q1.「日本国内で販売されているチョコレートのうち、フェアトレードのカカオが使用されている割合は何%でしょうか?」
A:1%未満 B:10%前後 C:30%以上
Q2.「カカオ農家の1日1世帯あたりの平均賃金はいくらでしょうか?」
A:1,500円未満 B:5,000円前後 C:10,000円以上
Q3.「カカオ農家では農園作業のため学校に通えない子どもがいる家庭がありますが、原産地では何%くらいの子どもが児童労働をしているでしょうか?」
A:約10% B:約25% C:約45%
記事の最後に答えを記載しているので、皆さんもぜひ一緒に考えてみてくださいね。
ちなみに宇垣さんは、3問中2問を正解されていました^^
エシカル消費とフェアトレードの調査結果を発表

VANILLABEANSからは、9月に実施した「エシカル消費やフェアトレードについての認知度・関心度」の調査結果をご報告。
調査結果では、「社会貢献につながる消費をしたい」という生活者の高い意識と、エシカル消費やフェアトレード等の具体的なアクションに対する理解度との間に存在する、大きなギャップが明らかになりました。
調査結果の詳細は、
こちらをご覧ください
>>
未来のチョコレートはどうなる!?
「ショーコラ」試食&トークセッション

宇垣さん×フェアトレード・ラベル・ジャパン×VANILLABEANSのトークセッションでは、VANILLABEANSの看板商品「ショーコラ・リッチミルク」をご用意。
宇垣さんにもご試食いただきました!
「中のチョコレートが結構甘めでとろけるように柔らかく、外のクッキーがサクッとしてて、いろんな食感を楽しめます。クッキーがシンプルな味なので、中の甘みが本当に程よいバランスで、とっても美味しくいただきました。」
と嬉しいコメントもいただきました^^

試食後は、真崎さんより「カカオショック」が私たちの生活に与える影響やリスクについてお話いただきました。
チョコレートが大好きな私たちにとって、決して他人事ではない深刻な問題ですよね。
VANILLABEANSでは、カカオを守るための活動を長年続けています。
今回はその取り組み内容として、カカオ原産国の支援や、フェアトレード認証チョコレートの使用実績、アップサイクル事業など、これからの活動方針とともにご紹介しました。
VANILLABEANSのカカオを守る取り組みについては
こちら>>
カカオの明るい未来を願って。
カカオクリスマスツリーを点灯!

イベントのフィナーレでは、「カカオの木」をモチーフにした特製のカカオクリスマスツリーの点灯式を行いました!
カウントダウンの後、宇垣さんが点灯ボタンを押すと…上品にキラキラと輝くカカオクリスマスツリーに変身!
会場の皆さんと一緒に、チョコレートの明るい未来と続可能性への希望を灯しました。
カカオの未来を守るためにできること
今回のイベント開催の背景には、誰もが好きなチョコレートを将来なくさないために、より多くの人にフェアトレードについての認識を深めてもらい、子どもたちに明るい未来を引き継いでいきたいという想いがあります。
宇垣さんからも、イベントを通してコメントをいただきました。
「今、普通に購入できているチョコレートの未来に、大きな課題があることがよく分かりました。 この課題は、フェアトレードのカカオが使われているチョコレートを、私たちが選んで購入することで、生産者の生活の安定や児童労働の減少など、いくつかの課題が解決できると思います。私もチョコレートを購入する際には、フェアトレード商品を選んで購入するように心がけていきたいと思います。」
「チョコレートが大好きで毎日のように食べている。次の世代、さらにその先の世代まで、当たり前においしく食べ続けられるように、フェアトレードのものを選ぶなど、できることから始めたいです。」

調査結果からもわかったように、社会貢献への意識は生活者の中で高まりつつありますが、フェアトレード商品が購入時の選択肢に含まれ、生活に浸透しているケースはまだまだ少ないのが現状です。
VANILLABEANSは、長年にわたりチョコレートに関わる社会課題に取り組み、カカオ農家を守る活動を行ってきました。
これからも、カカオを持続可能な食べものとして守り続けていくことを使命として、フェアトレードの理解浸透と社会への参加促進に向けた活動を続けていきたいと思います。
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クイズの回答はこちら!
皆さまは何問正解できましたか?^^
Q1.日本国内で販売されているチョコレートのうち、フェアトレードのカカオが使用されている割合は何%でしょうか?」
正解 A:1%未満
Q2.「カカオ農家の1日1世帯あたりの平均賃金はいくらでしょうか?」
正解 A:1,500円未満
Q3.「カカオ農家では農園作業のため学校に通えない子どもがいる家庭がありますが、原産地では何%くらいの子どもが児童労働をしているでしょうか?」
正解 C:約45%