
農家支援プロジェクト「みんなで育てるカカオの森プロジェクト」のレポート第26弾!
「みんなで育てるカカオの森プロジェクト」は、4月からいよいよ3年目に突入しました!
今年も、ママノチョコレート代表の江沢さんと一緒に、スタッフ2名でエクアドルへ渡航しました。
農家さんたちや現地のカカオ組合との交流、農園訪問、カカオの植樹活動などを実施。
そして今回は、5,500年前に人類が最初にカカオを栽培し、食べていたとされる遺跡にも行ってまいりました!
渡航中の様子は、複数回に分けてカカオノートでお届けいたします^^
今年は6,200本のカカオを植樹します!

「みんなで育てるカカオの森プロジェクト」のメインの取り組みの一つは、カカオの植樹活動です。
今まで自分の農園を持つ機会がなかった若者農家さん(17〜27歳)に苗木を提供し、それぞれが初めて自分のチャクラ(伝統的なアグロフォレストリー農園)での栽培に挑戦します。
そして、その苗から収穫したカカオ豆を使用し、バニラビーンズでチョコレートとして商品化する「Farm to bar」を目指しています。

今年は6,200本のカカオの苗木を、31名の農家さんへ提供しました。
2024年には約3,000本、2025年には約6,500本を提供し、順調に植樹活動が進んでいます。

バニラビーンズが提供する苗は、すべてエクアドル原産のアリバカカオ(ナショナル種)です。
アリバカカオは、酸味や苦みが少なくバランスに優れ、フローラルで華やかなアロマが特徴の希少なカカオ。
実は今年誕生したバニラビーンズのプレミアムライン、「
シルキーシリーズ」にも使用されているカカオなんですよ^^
繊細ながらも野性味のある力強さを感じさせる味わいは、一度食べたら虜になる方も多いはず。
スタッフ人気も高く、私自身もアリバカカオのファンの一人です!
カカオは発芽してから実がなるまでに約3年かかります。
今年も、美味しくたくましく成長しますように。
エクアドルってどんな国?

さて、「みんなで育てるカカオの森プロジェクト」の舞台・エクアドルについて少しご紹介します!
エクアドルは南米の北西部にある国で、国名はスペイン語の「赤道」に由来しています。
日本からの直行便はないので、アメリカを経由してほぼ丸一日かけて移動しました。
首都キトは標高2,800mの高地にあり、年間平均気温は約14℃と意外と涼しく、とても過ごしやすい気候です。
プロジェクトの植樹活動などを行っているナポ県へは、キトから車で約4時間かけて移動します。
現地パートナー「WINAK(ウィニャック)」について

「みんなで育てるカカオの森プロジェクト」の現地パートナーであるWINAK(ウィニャック)組合を訪問しました!
WINAKは、このプロジェクトでは、若者農家さんへのフォローやカカオ栽培の技術支援、植樹後のカカオの生育管理、栽培状況の定期報告などを担ってくれています。
2010年に設立された組合で、エクアドルの先住民族キチュア族の農家で構成されています。
現在は263の農家さんが加盟していて、そのうちの約70%が女性です。
WINAKという名前は、キチュア語で「成長、発展、進歩」を意味します。
自然や文化を守りながら、農家の収入向上を目指し、若者や女性の経済的発展、人材育成やジェンダー平等の促進などにも力を入れています。

エクアドルで目にした美しい自然は、現地の方たちによって代々守られてきているものなのだと改めて実感しました。
WINAKのビジョンや哲学に共感し、カカオはもちろん、ほかの作物や動物、豊かな自然・森など、現地の人々が大切にしているものを一緒に守っていきたいと心から思いました。
そしてWINAKのメンバーは皆さん穏やかで気さくで、アットホームな雰囲気がとても居心地が良かったです。
ホームシックになりかけてた気持ちも、皆さんの温かさに救われました…!
アマゾンの食文化を初体験!

WINAKのメンバーに挨拶をしたあとは、みんなで昼食へ。
現地で採れる川魚ティラピアや、キャッサバ(イモ)を使ったアマゾン料理をいただきました。
そして、チョンタクロという幼虫を焼いた料理にも挑戦…!

焼き鳥みたいで味は美味しかったのですが、見た目のインパクトもあり、虫が苦手な私は一匹で断念…。
次回またリベンジしようと思います(笑)
ちなみにチョンタクロはタンパク質が豊富で、現地の人にとってはご馳走とのことでした!
エクアドルを訪問して感じたこと

私は小さい頃からチョコレートが大好きで、いつかチョコレートの原産国を訪れてみたいと思っていました。
今回の渡航は、そんな夢が叶った瞬間でした。
「みんなで育てるカカオの森プロジェクト」では、31名の若者農家さんとともに植樹活動をしながら、カカオを守る取り組みを行っています。
初めて自分の農園を持ち、新たな人生の一歩を踏み出した若者農家さんたちは、私にはキラキラして見えて、まぶしかった。
家族や土地など、自分の守りたいものを大切にしながら生きる姿は本当にかっこよくて、これからさらに自立して、それぞれの人生を歩んでいくんだろうなと思うと、感慨深い気持ちになりました。

今回カカオ農家さんと直接お会いしてみて、プロジェクトを通して支援をするというよりも、一緒に成長し、伴走していきたいという気持ちが強くなりました。
そのためにも、まずはバニラビーンズやこのプロジェクトをより多くの方に知っていただくこと、美味しいチョコレートを日本の皆さまに届けること。
そして、エクアドルの豊かな自然の中で代々受け継がれてきたカカオをたくさんの方に好きになってもらうこと。
挙げたらきりがありませんが…できることから始めたいと思っています。
次回は、若者農家さんたちとの親睦会や、植樹式、バニラビーンズのチョコレートを現地で試食していただいた時の様子をご紹介します!
どうぞお楽しみに^^