農園支援プロジェクト「みんなで育てるカカオの森プロジェクト」のレポート第3弾!
5月に現地に訪問してきました、スタッフ水尻です!
カカオの森プロジェクトでも現地パートナーとして活動していただいている「WINAK(ウィニャック)組合」に訪問してきましたので、ご紹介いたします!
エクアドルのナポ市アルチドナ地域にあり、2010年から設立されました。WINAK(ウィニャック)という言葉は、スペインのキチュア語で一緒に「成長・開発・推進」という意味が込められています。
この組合では263の小規模農家とパートナーであり、すべてチャクラ農法でカカオを育てています。
カカオ以外には、バナナや現地で親しまれるお茶グアユサ、キャッサバなど100種類以上の作物が栽培されていて、WINAKでも販売を行っていました。
WINAKでは、小規模農家の収入向上、農家と人材の強化、キチュア族の文化や天然資源の保護、男女平等な社会を目指し取り組まれています。
パートナーとなることで、適正価格で取引されたり、若い世代への技術支援ができたりなど契約農家にもたくさんのメリットがあります。伝統的なチャクラ農法で作られた作物やその作物を使った商品には、「チャクラ認証」というものが与えられます。
チャクラ認証が与えられた商品にはこのようなマークを貼ることができます!
今後も認証マークが与えられる商品が増える予定です。 お楽しみに!
プロジェクトのために、WINAK組合が素敵な看板を作ってくれました!
その後ろには、これからカカオになる4000本の苗木もあります。
苗木は、パルプと呼ばれるカカオの果肉がカカオ豆におおわれた状態で土に植えます。その後5日で発芽し、半年、さらに45日経つと高さ30㎝ほどの苗木に育ちます。
健康なカカオポッドから選んだカカオ豆がぐんぐん育っています!
先祖から伝わる伝統的な知恵があり、賢い人が植えると良く育つと言われています。このプロジェクトのリーダーであるシャキーラさんのお母さんが植えてくださいました。 これからの成長が楽しみです♪