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農家支援プロジェクトReport.5 現地でホームステイ体験!

こんにちは、水尻です。 農園支援プロジェクト「みんなで育てるカカオの森プロジェクト」のレポート第5弾は、エクアドルの先住民キチュア族農家でのホームステイ体験談をお話いたします。 ホームステイ先は、WINAC組合所属マルコのお家です。 Report.4の農園視察後に、お泊りさせていただきました! マルコ家は、木製でできた2階建てのお家です。寝室、キッチン、リビングの部屋がありとても広いです。ガスや電気、水道、通信などのライフラインは整っておりました。   まずは素敵な体験ができることに感謝して日本のお土産をプレゼントしました。 子供たちは、とても喜んでいておせんべいを好んで食べてました。日本のお菓子を喜んでくれて、私たちもとても嬉しかったです。   そして夜ご飯を振舞っていただきました。 ゆでたユカとソパと呼ばれるチキンスープです。ユカやソパに使われている食材は、マルコ農園で採れた作物たちです。自分たちの農園で食材が調達できることは、地産地消のサイクルで素晴らしいと思いました。   その後、マルコとお話し、マルコの家族や日常についてお話してくれました。分からない言葉があっても、マルコは親切に教えてくれて通じ合えました☺︎   この日は21時に就寝。 農家さんの一日の始まりは早く、午前4時に起床します。夜明け前で、辺りは真っ暗でした。   起床後、アマゾンで育つ植物「グアユサ」を摘み取り、生の葉からお茶にしました。日本でいうと緑茶のようなお茶です。グアユサは病害地や乾燥に強い丈夫な薬用効果であり、カカオの苗木を植える伝統儀式にも用いられます。 鍋に枝ごと入れて、直火にかけ煮出して完成です。 みんなで乾杯しました^^ 実際に飲んでみて、ハーブのようなスッキリ感があり美味しかったです!残った葉は、虫除け対策として肌にぬるそうです。   その後、「シグラ」と呼ばれる編み物を教わりました。編み続けると鞄になるそうで、できたものは換金され収入源の一部になります。慣れた手つきでマルコのお母さんは、編み続けてましたが私には順序が難しく大苦戦でした(^_^;) 短い時間ではありましたが、貴重なホームステイ経験になりました! 日本の農家さんと同じように基本休みがないので、常に農園や気候変動に向き合いながら作られた農作物はとても価値があるものだと思います。   そして伝統的なチャクラ農法を維持しながら育てることにリスペクトしました。私も、一緒に守りながら応援したいと思いました! その内の一つカカオが私たちの手でチョコレートにできることはとても光栄であり、皆様にお届けできることが待ち遠しくとても楽しみです!! 全てはマルコに感謝^^! Gracias Marco!
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